お金のなる木の育て方

88年度生が株式投資で"経済的自由"を目指す!

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ウォルト・ディズニーの強みとは【米国株】

 

米国株としてのウォルト・ディズニー

米国企業には、世界中で知名度の高い会社がかなり多くあります。

その中でも、ウォルト・ディズニーを日本で知らない人はいないでしょう。

 

ディズニーランドをはじめ、ディズニーのテーマパークは世界でも遊園地としての売上シェアを独走しており、他の追随を許しません。

 

日本でもディズニーランドを運営するオリエンタルランド個人投資家にも人気で、株主優待目当てで保有する人もいます。

 

しかし、米国株投資の醍醐味はやはり世界のウォルト・ディズニー社に直接投資出来ることではないでしょうか。

株式を保有することで遊園地に映画、世界中のグッズ販売に至るまで世界中に集まるウォルト・ディズニー社の利益の恩恵を直接受けることが可能になります。

 

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コンテンツの拡充

ディズニー買収の歴史

近年のウォルト・ディズニー社は買収劇の連続だったと言っても過言ではありません。

特に2005年からCEOを務めるボブ・アイガーの手腕は評価されており、18年6月で満了だったはずの契約も延長されています。

 

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ボブ・アイガーCEO(wikipediaより)

 

彼の図ったディズニーのコンテンツ拡充は以下の通り。

 

ピクサー社の買収により、ディズニーの映画の作り方が劇的に変化しました。

今まで2Dアニメーションが主流だった同社の作品はこれを機に3Dアニメーションへと変遷し、現在は全てのアニメーション映画が3Dとなっています。

カーズやトイ・ストーリーなどが代表作ですね。

 

2009年には全米最大のコミック会社マーベル社の買収により世間を驚かせました。

今までと毛色の違ったブランドの買収によりディズニーは更に幅広い層の顧客を取り込むことに成功しています。

"アメコミ"の人気は本場の米国では日本で感じる以上に人気があり大の大人にも熱烈なファンが多いです。この買収によりディズニーはスパイダーマンやハルク、アベンジャーズなどの人気作品・キャラクターを傘下に収めています。

 

それからほどなく2012年。

今度はスター・ウォーズ有するルーカスフィルムを40億ドルにて買収します。

スター・ウォーズの世界中のグッズや映画興行収入に加えて、ディズニーのテーマパークに関連アトラクションの設置をした際の集客を考えると40億ドルでも十分に安いように感じます。

2015年に公開されたスター・ウォーズ/フォースの覚醒1本の興行収入が20億ドルです。

 

そして2018年にはウォルト・ディズニー20世紀FOXの買収が正式に決まりました。

同社はアバタータイタニック猿の惑星、エイリアン等の人気作品を多数世の中に送り出しております。

 

映画業界の地位を確立

ボブ・アイガー就任後約13年で4社もの大型買収を完了したウォルト・ディズニーはマディア業界の帝国と言ってもいいほど盤石な体制が整っていると言ってもいいのではないでしょうか。

 

 

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世界歴代興行収入TOP20の内13作品はディズニー傘下の映画です。

 

テーマパークのみならず、映画業界でも独走体制の1強です。

一度不動の人気を獲得したキャラクターや作品は、メーカの様に設備投資や減価償却をする必要がなくで利益を生み続ける事ができます。

ウォーレン・バフェットはかつてディズニーのその収益性について"原油が湧き出る油田を保有している"と比喩したことがあります。

 

それは2017年大ヒットした"美女と野獣"からも見て取れます。

世界中の人がストーリーの内容やオチまで知っている映画で全世界興行収入年間1位を獲得出来るのは同社以外にはないでしょう。

 

ブランド力と代替不可能な人気キャラクターたちという厚い経済的な濠によって同社の利益は守られています。

 

同様に、たとえ将来人魚姫やシンデレラなどの実写版を同社が作成しても世界的なヒットは間違い無いでしょう。

 

20世紀FOX作品とは別に、2019年に同社は

などの人気シリーズ映画の公開も決定されており株主は安心して保有できるのではないでしょうか。

 

ストリーミングサービスへの参入

これら人気コンテンツを引っさげて2019年には米国で"Disney+"という独自のストリーミングサービスを立ち上げます。

 

NETFLIXやAmazonprimeなどに追随する形でストリーミング業界としては後発組です。

現状の大手企業からどの程度集客できるかは分かりませんが、このサービスでしか見れない話、映画、ドラマもあるようなので期待はかなり大きいです。

 

ストリーミングサービスでもディズニーは覇権を握ることが出来るのか??

NETFLIXなどと異なり、既に"人気者"を多数抱えているディズニーはかなり強みがあると思っています。

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 https://japanese.engadget.com/2018/11/08/disney-19-pixer-marvel-star-wars-netflix/より転載

 財務分析

収入・営業利益・純利益・成長率

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2011年移行は概ね年率10%超の純利益成長率を維持しています。

2018年は少し下げましたが、下記のキャッシュフローを見れば屋台骨は堅調であることが分かります。

 

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キャッシュフロー

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営業CFから資本的支出を除いたFCFは厚いです。

稼いだキャッシュフローの内、約7割は手元に残りほぼ全てを毎年自社株買いと配当に費やしていることが分かります。

配当の2~4倍程度の自社株買いを継続的に行っており、株主に目を向けた経営が出来ています。

 

自社株買い

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継続的な自社株買いのため10年で19%の自社株を消却させています。

一株当たりの利益を自社株買いにより23.5%押し上げています。

((100/81-1)x100=+23.5%)

 

総括

ウォルト・ディズニーは必ずしもずっと右肩上がりの企業ではありません。

2000年代前半などは業績で苦慮したこともあります。

しかし、そのブランド力は盤石でそう簡単に崩れるものではないと思います。

経済的な濠に守られた高い収益性と高すぎない株価(PER10代)、積極的な株主還元により長い間安心して保有できる会社のひとつだと思います。