嵐の大野智さんが『自由になりたい。』との思いから嵐を脱退したいとの思いを吐露しました。
結果として1/27に嵐は活動休止を宣言することとなり、翌日のニュースなどはこの話題で持ち切りとなっています。
嵐のメンバーほどの知名度があると、そこにはプライベートでも自由にしにくい様々な制限があると考えられます。
多忙で自由時間が少ないだけではなく、結婚・恋愛はもちろんのこと外出時や趣味に没頭しているときも周囲は"嵐の大野智"として彼のことを見ていると思います。
そこには心休まる時間が一般の人より極端に少なかったのかもと思案にふけってしまいます。
約20年の長きに渡って"国民的アイドル"として活動するということは、裏を返せば"己の人生の一部分を殺す"ことに近いのかもしれません。
もちろん僕も含め世の中の殆どの人にとってはこの様に日本中から知られる存在になることはないのであくまで推測です。
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ただの会社員でさえ『自由になりたい。』と言っている人は大勢居ますが、そんな国民的アイドルの吐露する思いは重みが違います。
彼の場合は、経済的にも十分暮らしていけると思いますのでこれも一種のFIRE:Financial Independence Retire Early(経済的自由となり若くして引退すること。)という見方も出来るのかもしれません。
一般の人の場合は、経済的な側面がネックになることが殆どかと思います。
一方で大野さんの場合は"日本中の人に応援されている"という立場がネックだったのかもしれません。
一個人として、"ひっそりとこじんまりとしていても幸せな生活を送りたい。"という考えと"日本中のファンから支えられている。"という国民的アイドルという二面性からも多大な葛藤を抱えていたのかと慮ってしまいます。
"有名人だから"と一生己を殺して振る舞うよりも、『自由になりたい。』という大野さんの気持ちはよほど人間味のあるモノなのではないでしょうか。
むしろこの正直な気持ちに親近感も覚えてしまいます。
下記書籍では"自分の人生を生きるとはどういうことか??"
"能動的余暇活動の過ごし方"が書かれています。
是非人生の早い段階で一度は読んでおくべき良書です。
写真転載元:http://news.livedoor.com/article/image_detail/15935726/?img_id=20003730