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【米国株】AutoZoneの凄すぎる自社株買いと株価上昇

こんにちは。とむです。

 

先日、新たに株を取得したAutoZoneという米国の自動車部品店について調べましたのでこちらで

なぜ投資に至ったか??
AutoZoneとはどういう会社なのか?? 

ということを纏めてみました。

 

事業内容

 

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(https://www.livetradingnews.com/autozone-nyseazo-technicals-bearish-divergence-64868.html#.W-1Nd3r7Su4より写真転載)

 

AutoZoneの事業内容はMORNING STAR米国株式情報によると下記の通りです。

米国で自動車用交換部品や付属品の小売および流通を手掛ける。各店舗では、自動車、SUV、バン、軽トラック向けに広範囲にわたる商品を取り扱っている。 

 米国の自動車部品を扱っていう会社ですね。

日本ではオートバックスのようなイメージでしょうか。

 

店舗は北米を中心に、メキシコやブラジル、プエルトリコなど6,000店舗以上が展開されています。

そしてその店舗数は過去20年以上に渡り継続的に右肩上がりです。

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Seeking Alphaより

 

あまり日本では報道がされていませんが、2017年にAmazonが自動車部品業界にも進出した際に同社株は叩き売られました。

しかし、Amazonの参入にも関わらず堅い右肩上がりの成長が確認され、杞憂に終わり株価は元通りの水準に急回復しています。

 

Home Depot(NYSE:HD)などもそうですが、家材や自動車部品のような小売店は“モノ”を売って終わりという訳ではなく消費者が同社製品を正しく使うための “サポート”が必要となってきます。

 

永続的な楽観は出来ませんが、単純な小売業と異なり簡単にAmazonの様なEC(電子商取引。いわゆるネット通販)事業に市場を奪われにくいという強みがあります。

 

また米国は50年以上先も人口が増え続けると試算されています。

人口が増え続ければ、当然自動車市場のパイも広がりますのでその恩恵を受けやすく1979年創業の老舗でありながらまだまだ持続的な成長が見込める会社となっています。

 

(先程比較した米国最大のホームセンターであるHomeDepotの創業も1979年です。)

 

下記で紹介しますが、HomeDepotは配当と自社株買いで株主還元を続けた会社ですがAutozoneは自社買いに特化した株主還元を続けています。

 

その効果もあり、長年の株価上昇率はHomeDepotを上回っています。

1997年~の株価上昇率は下記の通りです。

AutoZone:+3,700%

HomeDepot:+1,530%

S&P500:+240%

 

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業績

売上・利益率・成長率

 過去10年間の業績の推移です。

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 この10年間は減収減益知らず右肩上がりです。派手さは無いものの堅調な推移が見られます。

最近は年間5%程度純利益成長率です。

営業利益率が小売業としては高めで15~20%弱あります。

キャッシュフロー

 

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キャッシュフローは、営業キャッシュフローに大して資本的支出が少なく厚いフリーキャッシュフロー(FCF)を毎年維持できています。

そのFCFの殆どを毎年自社株買いに使っており、配当は老舗企業ながら一切出していない無配企業ということになります。

 

自社株の消却

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近年は低下傾向ですが、それでも毎年5%強の自社株を買い戻しているのはかなり驚異的です。

10年間で市場から約52%の株式を買戻し消却させているのが分かります。

 

これは同社の徹底した積極的な自社株買いと低い期待値(PER)の相乗効果によって成り立つもので、株価が利益に対して高いとたとえ企業が積極的に自社株を買い戻してもあまり数が買えません。

今のビザやマスターのような会社がそれに近いですね。

 

例えば近年利益の40倍で取引されるマスターカードなどは、例えすべての利益を自社株買いに注いでもせいぜい2.5%しか自社株を買い戻せません、

(1/40=2.5%)

 

 

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したがってビザもマスターも自社株買いは積極的ですが、消却率は低いです。

これは成長に対する期待値が高く現在の利益に対して株価が常に割高だからです。

(事実マスターカードは年率15~20%の成長を持続しています。)

 

一方でAutozoneは利益の10倍前半程度の割安株価で常に取引されるため、利益を全て自社株買いに回す同社は毎年5〜10%の自社株買いをすることが可能になります。

 

先程の業績で紹介したとおり、年率の利益成長率はせいぜい5%程度なので市場から過度な期待はされていないのです。

現在の株価は利益の16倍 、FCFの13倍程度です。

 

この水準は現在のみではなくここ10年間ずっと利益・FCFの10倍~15倍程度で売買されています。

 

総括

事業内容としては、amazonに対抗できる数少ない小売業という意味でおもしろさのある会社だと思います。

HomeDepotも同様素晴らしい会社だと思うのですが、配当支払いがあるため全てのFCFを自社株買いに回す同社の方が長期的には旨いがあるように感じます。

慢性的に割安感と自社株買い旺盛な企業方針がマッチしており長期的に株価上昇を期待させてくれる会社です。

 

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