相場について
5月は相場の格言Sell in Mayをそのまま表したような相場でした。
しかし、よくよくその実を見れば 下落率は6.7%ほど。
twitter上ではたったこれだけの下落でも世界経済を心配する声が聞かれたりしましたが株式とは本来この程度の変動は普通にあるものなのでこの変動に耐えられ無い様な人はリスクの取りすぎなので、アセットアロケーションの見直しが必要かもしれません。
6.7%程度の下落で騒ぐような人がこれだけいるのを見ていると20%程度の調整が入ると少なからぬ人が市場から撤退するような気がします。
そういうときはバフェットやシーゲル本でも読んで心を落ち着かせましょう(笑)
長期投資への不安は和らぐと思います。
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運用成績概要
"Sell in May"が効いたのか5月は100万円以上の下落でした。
率にして5%程度の下落です。
ただし、6月に入って1週目でだいぶ戻していますので、おそらく累計損益700万円台はそろそろ回復しているかもです。
米中貿易懸念であったり、不確定材料はありますが売却をすれば直ちに100万円超の課税が発生しますので含み益を膨らませながらゆっくり育てて行きたいと思います。
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個別株状況
青グラフ:現在の各保有銘柄の損益
緑グラフ:既に売却済銘柄の合計損益
赤グラフ:合計損益
多少横着をして、ブログ更新日6/9現在の状況です。
合計では現状+$66,400の利益ですね。
この損益には売買手数料と配当は含まれています。
ドル建てで マスターカードは+200%のリターン、アメリカン・エキスプレスは+100%のリターン達成です。
投資信託状況
毎月定期積立10万円に加えて、今月は多少相場が下落したこともあり50万円追加で投入しました。
インデックスはいつかは戻る安心感がありますので、あまり投資しても怖くありませんね。
バランスシート
自宅不動産は近隣の相場観で概算です。(5万円/月減損を計上)
純資産は3760万円程度です。
ノンリスク資産のキャッシュポジションの使いみちが気になるところです。
相場が高値圏にある現在、大きく投入するのも怖いので毎月地道に10万円投信に積み立てて居ます。
所感
冒頭で記したとおり、5月は下落相場となりました。
米中貿易懸念を始めとした不確実な相場環境が売りを呼んだと考えます。
しかし相場は常に不確実であり、素人に先行きはわかるものではありません。
また常に正しい判断が出来るわけではありません。
優良企業または幅広く分散された株式を保有していれば、日々の企業活動から得られる利益を株主は享受出来るわけですから相場が如何様でも長期間保有していればその企業が稼いだ分の利益は株主は受け取れるので基本的には気長に保有すべきですね。
相場の天井で売って、不況時に投資することを華麗に繰り返すことは過去のチャートを見れば簡単に見えますが実際には素人には判別不可かと思います。
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