お金のなる木の育て方

88年度生が株式投資で"経済的自由"を目指す!

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戦略的"ナマケモノ"投資法 短期投資家はそんなに偉いのか?

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先日、会社の先輩と投資について話す機会がありました。


その先輩は短期投資が好きな人でいつも経済指標やら中央銀行の政策発表やら、チャートの見方などの話をしています。
財務諸表などは読まないタイプのいわゆる"日本によくいるタイプの株式投資家"です。

 

一方、僕はチャートはチラ見程度で、財務諸表と株価がメインの判断基準の(自称)長期投資家です。
もちろん売買することもありますが、基本的には先輩とタイプは反対かと思います。

 

 

その先輩より

“若者ほど無謀に投資に大金注ぎ込んで損をする。”

“売買を繰り返して資金効率を高めなくてはいけない。バイアンドホールドなんて暴落を直に受けたら何も出来ない。”

という話になりました。


取り敢えず聞いていましたが、暗に自分のやり方を批判されているようであまり気分の良いものではありませんでした(苦笑)

 

投資のやり方は人それぞれなのですが、どうしても日本ではまだまだ長期投資家は市民権を得られていない気がします。
はっきり言ってしまえば、短期投資家に見下されてる気がします。

 

日本では長年経済が低迷しており、株価も冴えない状態が続いています。
長期投資をしていても大きな利益を得ることが難しく、日本人特有のギャンブル気質も相まって日本では売り買いを前提とした短期投資が主流となっています。
(日本人はギャンブルの市場規模、ギャンブル依存症罹患率ソーシャルゲームへの課金額が抜群に世界一のギャンブル大国です。)

 

また、毎日ニュースをチェックしてチャートを見て売買を繰り返すほうが機敏に時流を読んで利益を出している気がして"自分で利益を出してる感"というのがあります。

 

   

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長期投資家は市場平均、将来成長の見込める企業または利益を生み続ける優良企業に投資をしたら基本的に(配当を再投資しつつ)保有し続けるのみです。

暴落に巻き込まれることもありますし、短期投資よりも自分で利益を出している感もありません。

 

短期投資家からしたら何もしていない様に見えるのでしょう。

俺はこんなに毎日チャートや経済指標をチェックしてるのに、売買もせずに株を持っているだけで何もしないのに利益が出せるわけない!

という感情になるのかもしれません。(想像です)

 

確かに長期投資は愚鈍に見えるかもしれません。

 

しかし、事実として売買回数が多いほどプロ(ファンド)でも個人でも運用成績が悪いというデータもあります。

 

また、現金比率に関しても投資に回す金額が少なくてリターンが得られないのもそれはそれで"失敗"なのかなと考えます。

 

ちょうどこの2点に関してWallStreetJournalの個人投資家が語らない10の秘密という記事でも記載されています。

"頻繁な売買回数と低いパフォーマンスとの間には相関関係があることが複数の調査で示されている。"

"恐怖心が強すぎてもっと投資できない"

  

それを理解した上での行為であり何も考えずに現金比率が低いわけでも、バイ・アンド・ホールドをしているわけではありません。

 

暴落も来れば良いのですが、来ないままスルスル上がっていってそのまま二度とその値段に戻ってこないことだって往々にしてあります。

 

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1980年〜のダウ平均

例えば、ウォール街のランダム・ウォーカーの著者であるバートン・マルキールの知人の経済学者では80年代から右肩上がりの相場が10年以上続き、90年代前半には投資を手控えていましたが相場は右肩上がりに上がり続けて結局その時の株価には戻ること無く悔しい思いをしたという話もあります。

 

また、ウォーレン・バフェットの先生であるベンジャミン・グレアムも1950年代に相場の割高感を感じて投資を手控える様にバフェットに言いましたが、結局その時期の株価を一度も下回ることなく相場は右肩上がりに増え続けました。

 

この手の失敗は失敗に気づいた時に修正するのが難しいタイプの失敗になります。

投資して暴落した場合なら上がるのを待てば直に戻ることが考えられますが、買わずに上がっていった場合はリカバリーが非常に難しいのです。

 

www.letter-from-tom.com

 

   

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大局を見れば、経済は成長を前提として株価も増え続けることが前提とされています。

暴落に巻き込まれる考えてもバイ・アンド・ホールドは立派な投資戦略であり、その間に無駄な手数料も税金も発生しないメリットもあります。

 

もちろん後から相場のチャートを見たときには天井で売って底値で買うことは難しくないように感じます。

それを繰り返せば資金効率が高まり大きな利益を上げられることも考えられますが、事実、経済学者やプロの投資家も言い当てられない株価予想を自己分析して無駄に投資機会を損失する可能性もあることを考えれば自分の腕を過信しすぎないことも重要なのかとも思います。

 

若者だからリスクを取って現金比率を高められるという側面もありますが、機会損失を恐れるという意味でもキャッシュ比率が低いことは必ずしも無謀な行為とは言い切れないと考えます。

 

やれば分かりますが、投資においては何かをするよりも、何もしないほうが遥かに難しいのです。

 

ちょっと愚痴っぽい記事ですね(笑)