お金のなる木の育て方

88年度生が株式投資で"経済的自由"を目指す!

これ書いてる"とむ@大森の米国株ブロガー"って何者??

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利益の出処を考えない投資家の末路

一口に投資家と言っても、投資対象は様々です。


株式を保有する人もいますし、不動産をメインにやられている方、債権に金や原油

最近は太陽光発電などもよく聞きますね。

 

では、投資家はこれらの投資対象から利益が見込めるから投資をするわけですが、その利益の出処まで深く考えない人も素人玄人問わずに一定数いるというのが現状です。

 

投資対象が経済的な付加価値を生み出しているのか?を考えるのがひとえに大切になってきます。

 

株式は日々経済活動を行い利益を上げる企業の一部なので、株式を保有することは企業の利益という経済的付加価値を享受することができます。

 

長期的には株式投資の成否は利益に追従し、投資家が得られるリターンも長期的にはその企業の利益に追従します。

 

不動産は土地や建物の資産を他人に賃借することで、店子から賃貸料を受け取ることが出来るためこれが経済的な付加価値となります。

もちろん、不動産の減価償却とインフレを考える必要もありますがそれらも含めて利益が上がるような利回りになることが普通です。

平成初期の日本の土地バブルの様な出来事が起こると、その"普通"は無視されて高値で売買されるようになります。

次々に買い手が現れるため、値段が上がり、その値上がりで自分も一枚美味しい思いを味わいたいと更に買い手が現れるという循環がバブルであり実勢価格から値段が大きく乖離します。

その状態では、賃貸料という経済的付加価値は無視されて安く買った不動産を如何に高く次の人に売り渡すかのゲームとなります。

そこで得られる利益は経済的な付加価値ではなく需給関係で得られるためトータルではゼロサムということになり損をする人も大勢います。

 

株式も不動産も長期的に持てばその経済的付加価値に見合ったリターンを偉ることが出来ますが時折、大きく乖離した値動きをします。

その時に得られる利益(または不利益)は需給関係で決まりますので損失を被る人が大勢出るのです。

 

   

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資産の中には経済的付加価値を全く産まないものもあります。

 

たとえば"金"(ゴールド)
金は下落相場に強いと言われています。
事実、度々起こる株式市場のクラッシュ時は金が買われる傾向にあるわけですが長期的に金を保有することは資産運用の観点からすると非常に懐疑的です。

 

経済的付加価値という意味では金の延べ棒は10年持っていても20年持っていても金の延べ棒でしかありません。

つまり、何も生み出していないのです。

 

金の価格自体は40年前の約¥1200/gから¥4800/gと約4倍になっており、長期保有により資産が増えているように感じます。

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しかし一方で、日本の消費者物価指数はその間約65%ほど上昇しており、加えて通貨・円は40年前には¥240/$でしたので世界の基軸通貨ドルに対して現在の半分以下の価値しか無かったわけです。

 

それらを加味すると、実質のリターンは殆どなく上記のグラフは金価格というフィルターを通じてインフレと円高を確認出来ているに過ぎないということがわかります。

 

それもそのはずで、金は経済的付加価値を産みません。

 

上記のグラフを見ると、金投資で利益を享受出来るように感じますが実質的なリターンは殆ど得られないのです。

金投資で儲けようとするならば、需給関係の歪みを利用して取引をする必要がありそういう意味ではFXなどと似た側面があります。

 

仮想通貨なども去年は大変流行りましたが、経済的付加価値も無い上に実態すら無いということもあり原則を考えると長期的に利益が得られるものでは無いことは自明の理です。

昨年の様に値上がりする仮想通貨を目の当たりに、射幸心を抑えられなくなった人が大勢群がるような現象になるとバブルが形成されて利益を出すことが出来ますがその利益も所詮出処はゼロサムであり、高値で買い向かった群衆から搾取されたモノに過ぎません。

 

   

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同じく今年大変話題になった"かぼちゃの馬車"というシェアハウスで多くのサラリーマンが多大な借金を抱えたことは記憶に新しいと思います。

 

その借金を負った投資家は管理会社の"家賃保証"という言葉に騙されて、割高な物件を掴まされました。

結果、"家賃保証"で安心しきっていたオプティミストな投資家たちは管理会社の経営破綻によって一気に冷や水を浴びせられた格好となりました。

 

しかし投資家たちも自分の利益の源泉が入居者からの賃貸料ということを考えれば、その賃貸料に対して背負う負債の額と非常に高い金利でペイ出来るわけもありません。

そのツケを管理会社が肩代わりし半永続的に投資家に"家賃保証"をするのはあり得ないのは誰でも分かると思うのですが、実際に多くの投資家が"家賃保証"に騙されています。

金融リテラシーの無さで人生が狂う典型的な例ですね。

 

株式でも不動産でも金でも仮想通貨でも、自分がその投資先に投資して得られる利益の源泉はそもそも何か??ということを考える事が大切で、それさえ理解すれば投資を大局観は養われ、投資で大失敗をすることは避けられます。