こんにちは。
大森の投資家TOMです。
<目次>
今週は色々と株式市場が賑やかな一週間でしたね。
私の保有銘柄もかなりの下落を被っています。
IBM株が下落-粗利益率縮小や売り上げ伸び悩みを嫌気 - Bloomberg
フィリップ・モリス株急落 アイコス日本販売不振で :日本経済新聞
それぞれ1日で7%、15%の下落となりました。
そして金曜日にはそれぞれ更に1.5%超下落です笑
IBMは配当利回り4%超、PMは5%超と、インカムゲイン投資家にとっては旨味のある数字になってきました。
次回のIBMの増配も考慮すると4.3~4.4%くらいまでには配当利回り上がるかもしれませんね。
IBMの決算について
良かった点
下記の通り、収入はドル建てで5%増えており、減収に歯止めが掛かった様相です。
特筆すべきは、今後IBMの柱となる"Strategic Imperatives(戦略的必須事業)"と"Cloud"の伸びがそれぞれ15%、20%と高かったことです。
悪かった点
今回の決算で投資家を失望させた点は粗利(GP)率の減少です。
昨年同時期と比較して僅かではありますが、利益率が下がっています。
誤差の範囲では??
なんて私なんかは感じてしまいますが、市場の感じ方は違うようです。
Phillip Morrisの決算について
良かった点
・売上は2018Q1の前年同期間比較では14%増加
(ただし、市場予測は下回る)
・シェアの増加
・ガイダンス
2018年通年のEPSは予想$5.26に対し、新ガイダンス$5.25~5.40が提示されました。
悪かった点
純利益は2%減少
タバコ全体の出荷量は2.3%減少
全体としてシェアは上がっている一方で、タバコ全体の出荷量が減っており先行きが懸念される状況です。
加熱式タバコは日本が実験的に本格導入されていますが、その日本での成長に陰りが見えているとのこと。
PMを買い増し
私は今回PMを60株(約50万円)程購入しました。
購入単価@83.79です。
これが吉と出るか凶と出るかは分かりません。
・タバコの値上げ力
・世界的人口の増加
・手薄な中国市場への今後の参入
・手厚いキャッシュフロー(CF)
などが奏功してくれれば、今後もリターンの望める銘柄だと思います。
タバコ銘柄の健康懸念の暴落や裁判なんて昔からありますし、そういう意味では珍しいことでは無いかと。
ガイダンスどおり一株あたり利益(EPS)が$5.25に到達できればPERは16倍となります。
成長率には疑問符が残りますが、参入障壁の高さ、CFの厚さ、金利などを鑑みればまずまず安いと考えられるかもしれません。