大森の投資家TOMからの手紙

88年度生のゆとりサラリーマンが3000万円を株で運用!

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繰り上げ返済は得か損か??③

こんにちは! TOMです。

 

今回は繰り上げ返済の意味を貸借対照表(B/S Balance Sheet))上での意義についてお伝えしようと思います。

 

 

バランスシートとは

 

バランスシートとは企業の財務諸表のひとつで、

資産・負債・純資産を一目で分かるようにまとめた表・グラフを言います。

 

 

家計を一企業を見なし、家計をバランスシートで表示することも当然可能です。

 

 

繰り上げ返済のバランスシート上の意義 

 

例えば 

 手元現金が1000万円

購入不動産の時価4000万円

住宅ローンの残債が3500万円

 

の家計のバランスシートを図式化すると下記のようになります。

 

 

f:id:TOM-1989:20171001122216j:plain

 

 

 左側が資産、右側が負債と純資産を表しています。

 

○資産

現金1000万円

不動産4000万円

合計5000万円①

 

○負債

住宅ローン3500万円

合計3500万円②

 

○純資産

1500万円(①-②)

 

純資産への影響はなし

  

そのうち、手元の現金500万円を繰り上げ返済に回すとすると、下記のようになります。

 

f:id:TOM-1989:20171001123101j:plain

 

 

上の赤部分が500万円ずつ減っただけで最も大切な純資産には影響しません。

 

それどころか、

借金に対する手元キャッシュの割合が

3.5倍(3500/1000) ⇒ 6倍(3000/500)

と悪化してしまいました。

 

手元の現金が少ないと、いざという時の支出に不安が残ります。

 

ある程度は潤沢に手元に資金を蓄えておくことも重要です。

 

 

まとめ

 

 繰り上げ返済のメリット

 

・住宅ローンの金利と同程度のリターンはリスク無しで得られる。

・銀行に寝かして置くよりリターンが高い。

・先行きが不透明であると感じるなら、借金を早めに減らすと精神的に楽。

 

 

繰り上げ返済のデメリット

・大きな機会損失(歴史上ほぼ確実に株式に投資したほうが数倍リターンが高い)

・家計の手元流動資産の減少

・債務者が亡くなった or 働けなくなったときには繰上返済したお金が無駄になる

 (団信によりローンが無くなるため)

 

 

繰り上げ返済をする場合は 手元資金・将来の資金計画をもとに十分に考慮して行いましょう。