仮想通貨の価格が暴落しています。
仮想通貨は全面的に30%程、短期間に下落しています。
この最近の仮想通貨の過熱に関する近年のニュースです。
・短期間に株価が上昇する。
⇒バブル全般に見られる傾向
・社名を仮想通貨に連想させる名前に変更したら株価暴騰
⇒これもITバブルの時にありました。
当時は社名に".com"をつければ株価が上がったことから"ドットコムバブル"とも言わています。
・違いのよくわからない類似した仮想通貨が乱立
⇒これはイギリスの南海バブルの時に見られました。
当時金余りのイギリスでは株式バブルが勃発し、いい加減な事業の会社が乱立していました。人々は投機熱に浮かれて内容も良くわからない企業に投資していました。
・価値の無いものの価格が異様に上がる
⇒これはオランダのチューリップバブルで見られました。
当時価値が上がり続けるものと考えられていたチューリップの球根ですが、過熱が終われば結局本来の価値の値段に落ち着きました。
仮想通貨は所詮現行通貨の代替品で通貨より著しく高い価値があるものとは思えないのですが、それでも値段は上がり続けました。
それは、"皆が値段が上がると考える"と、皆が考えていたからです。
歴史は繰り返すのだなぁとつくづく感じました。
<参考過去記事>